もし、取引をしている金融機関が破綻してしまったらどうしたらよいでしょうか。
破綻した銀行への借入金返済のことや、新たな資金調達先のことなど、今すぐにどうにかできる問題ではありません。
このような場合に備え、渦中の中小企業者を支援するためにセーフティネット保証(6号)という制度があります。
豊島区の方であれば、としまビジネスサポートセンターを通し、希望の金融機関や信用保証協会へ融資を申し込むことができます。
対象の中小企業者の条件
破綻金融機関と取引を行っている
健全に事業を営んでいるにもかかわらず、金融取引に支障を来たしている
金融取引の正常化を図る必要がある
破綻金融機関等からの借入金の返済を含めた資金調達が必要となっている中小企業者
上記の条件で取引先の金融機関が破綻した場合は、セーフティネット(6号)制度を受けることができるので、是非利用することをお勧めします。
また、その他にも中小企業者の支援になる制度として、東日本大震災復興緊急保証(震災緊急保証)という制度があります。
東日本大震災により著しい被害を受けた中小企業者に対し、資金面で特別の助成措置をとるというものです。
詳しくは、としまビジネスサポートセンターのホームページをご参照ください。
以上のように、中小企業は各所から様々な支援を受けることが出来る制度が整っています。
「この場合は融資してもらえるのだろうか」など、判断のできないことは、としまビジネスサポートセンターに問い合わせてみてもいいかもしれません。