白色申告と青色申告とは?

白色申告と青色申告_池袋の小林安夫税理士事務所
白色申告や青色申告について、あなたは説明できますか?

よく聞くことばですが、自分が関わっていなければ、まずきちんと説明することは難しいのではないかと思います。
個人事業主は、一年間の事業収入が20万円を超える場合、確定申告をする義務があります。
白色申告、青色申告とは、その際に行う確定申告の種類のことをいいます。
一般的に、白色申告は簡単で、青色申告は少々手間がかかるといった印象です。

白色申告

届出の必要や記帳義務、決算書の作成等の必要がなく簡潔ですが、一方で、特別控除がないため、節税対策には向きません。

青色申告

白色申告では必要のない上記の作業は全て必要となりますが、税務署から承認を受けることで、最大65万円の特別控除を受けることが出来ます。

と書きましたが、実は・・・

なんと、これは平成25年までの話で、平成26年1月からは白色申告者にも記帳義務が課せられることになりました。
従って白色申告のメリットがほぼ無くなるといった結果に!
しかし、前々年分若しくは前年分の事業所得等の金額合計額が300万円を超えた場合が対象といった条件があります。

さて、これらの事を踏まえ、自分が白か青どちらの申告に当てはまるのか、または当てはめた方がいいのか、といった見極めとは一体何なのか、次回ご説明したいと思います。