シルバー人材センターとは

会社を定年退職し、これから「会社を作るぞ!」とまではいかず、 でも何かしたい、社会の役にたちたい、生きがいを求めたい、といった方は、この高齢社会において特に増えているのではないでしょうか。

シルバー人材センター_小林安夫税理士事務所
シルバー人材センターということばをよく耳にします。
テレビや地域のチラシ、市や区のホームページでも当たり前のように紹介されています。
近所の知り合いのおじいさんが働いていたりもします。
もうご存知かもしれませんが、まずシルバー人材センターとは一体何か?

シルバー人材センターは、高齢者が生きがいを持ち働くことで、これを地域の活性化につなげる組織(社団法人)です。
各市区町村単位に置かれ、各々が独立した運営をし、地域に貢献しています。
定年退職者などの高齢者が臨時的に働くことができ、中には特別な知識やスキルを必要とするものもあります。
ただ、センターの目的は、「生きがいを得るための就業」を掲げていますので、一定収入等の保証はありません。

シルバー人材センターの位置付けは、大きく以下のようになります。

国(指導・援助)

公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会
(啓発・研修・情報収集/提供等)

シルバー人材センター連合(会員へ就業提供)
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仕事発注者(都道府県、市区町村、家庭や企業等)

国から指導を受けた事業協会(厚生労働大臣の指定公益法人)が、シルバー人材センター連合に対し指導や情報提供を行い、シルバー人材センター連合が機能するといった流になっています。

次回は豊島区のシルバー人材センターについてお話します。