法人成りのデメリット

法人なりのデメリット_豊島区
前回は法人成りのメリットをご紹介しました。
しかし、メリットばかりではありませんので注意しましょう。
デメリットも抑えておいた上で法人成りを検討すると、よりスムーズな展開になるのではないでしょうか。

それでは以下に、法人成りのデメリットとをいくつか挙げてみます。

①社会保険に加入しなければならない

個人事業の場合、従業員が５人未満ならば、社会保険を払う義務はありませんが、法人の場合は役員以外従業員がいなくとも 社会保険加入の義務があります。
従って費用負担が増します。

②均等割の負担

個人事業は赤字の際には均等割といった税金が発生しません。
しかし法人の場合は、赤字でも地方税が発生し最低７万円となります。

③事務処理の負担

法人の場合は、税務申告や会計処理等の提出書類が一気に増えるため、自分で管理作成することが困難です。
従ってこれらの事務処理を専門家に依頼しなければなりません。
その際の費用負担が大きくなります。


以上のように、法人成りにはそれなりのコストがかかってくるということになります。
法人成りにはそれなりの費用と覚悟が必要です。
自分の置かれた状況や条件をよく把握した上で、法人成りを考えることをお勧めします。
めでたく法人成りした後は、経営に役立つ情報収集等を円滑に行うため、法人会などに入会するのもよいですね。

豊島区の場合は「豊島法人会」をご参照ください。
参照HP⇒（http://www.toshimahojinkai.or.jp/index.php）

詳しいことは会計事務所にお問い合わせください。