既に起業しておられる方や、これから起業するといった方にも参考にしてもらいたい制度をご紹介します。
「小規模事業者持続化補助金」という制度をご存知でしょうか?
これは、起業時にもらえる助成金とは異なり、既に起業している会社を対象としたもので、商工会及び商工会議所が、小規模事業者に対して行う支援のことです。
小規模事業者の販路開拓の取り組みを支援する目的で、その経費の一部(上限50万円)を補助するものです。
要するに、「我々の会社は新たな販路を開拓するために、こんな工夫をしてこんな経営計画に基づいて取り組んで行こうと思っています!」といった革新的で前向きな取り組みに対し支払われる補助金なのです。
小規模事業者としての条件は、従業員の数が20人以下で、補助対象経費に対し2/3が補助対象費として支払われます。
従って、例えば90万円の補助対象経費の2/3は60万円ですが、支払われる補助金は限度額の50万円までとなります。
また、以下の条件の取り組みを行う場合は、補助金の上限額は100万円に引き上がります。
雇用を増加させる取り組み
従業員の待遇改善への取り組み
買い物弱者対策の取り組み
※全国商工会連合会
⇒参照先HP(http://www.shokokai.or.jp/?post_type=annais&p=1902)
次回は具体的な内容についてご紹介したいと思います。